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カレーパン食生活研究所

2016年04月24日    

シナモンの高貴な香りで血糖値もリラックス?

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ご無沙汰しております!日本カレーパン協会 カレーパン食生活研究所 上級研究員の流です。

今回は、もしかしたらシナモンが糖尿病の方の心強い味方になってくれるかも?というお話をさせていただきます!




ざっくり内容:シナモンを使った食事で血糖値やコレステロールが低下する!かも?




この論文は、ANNALS OF FAMILY MEDICINE の中の、"Cinnamon Use in Type 2 Diabetes: An Uupdated Systematic Review and Meta-Analysis" というタイトルで展開されています。

シナモンが血糖低下に与える影響について、学会では賛否両論あります。
この論文では、過去の論文を新しい分析方法でデータをまとめられました。
ちょっと難しいですが、複数最新のランダム化比較試験(RCT)をメタアナリシスという質の高いデータ解析方法で、 543 名のデータを分析したようです。



さて、気になる解析結果ですが・・・



毎日 120mg ~ 6g のシナモンを 1 ヶ月から 4 ヶ月半の間摂取すると、
残念ながら,ヘモグロビンA1c値の改善は見られませんでしたが、空腹時血糖値、総コレステロール値、悪玉コレステロール値、中性脂肪値を減少させ、善玉コレステロール値を増加させました。

効果があるとされたものを表にまとめてみました (クリックすると拡大できます)。



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シナモンって豊かな香りで心を癒やしてくれるだけではなくて、私たちの体も癒やしてくれていたんですね!



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若いうちはよかったのですが、年をとるにつれて健康診断の結果を聞くのが嫌になります。

お医者さんに「悪玉コレステロールが高くなってます、中性脂肪が増えてます、コレステロールが増えてます。」と、言われるたびに「なんとかしなくては!」とは思うのですが、運動する時間もない、外出が多く店屋物が多いなどで、なかなか対策しにくいようにも思います。

しかし!今日からは、シナモンがあなたの強力なパートナーになってくれるかもしれません!

毎朝 1 杯のシナモンコーヒーと 1 個のカレーパンから始めてみませんか?



※シナモンは摂取し過ぎると肝機能障害がでることが報告されています。1日の上限目安は体重1kgあたり0.1mg、体重60kgの方なら1日あたり6mgです。
これはシナモンコーヒー1杯、カレーパン1個では問題になる量ではないと考えられますが、サプリメントの場合は取り過ぎにご注意くださいね。



もちろん、食べ過ぎ・偏り過ぎに注意しつつ、これからのシナモンライフを楽しみましょう!



※論文を分かりやすく紹介したものであり、医学的・栄養学的な指導をするものではございません。
※また、非常に簡単に紹介しているため、記事内容の正確さについての責任は負えません。



著者 流 俊介

千葉県生まれで日本大学農獣医学部卒業後、某製薬会社に勤務。
また、会社勤務の傍ら現在順天堂大学大学院医学研究科で日夜勉学に励む。